独逸軍缶パン

先日、お客様のKさんから、ドイツ連邦軍が使っているというパンの缶詰をいただいた。

２種類あって薄い缶はスライスされていて、大きめの日本でいう二号缶はスライスされていないという。けっこうずっしりとした感じで、開けるのはもったいないと思いつつ、中見たさ一心で開けてしまった。






「大きいのは酸味が強いですよ。」Kさんはこう言っていたが、確かにスライスして食べてみたら酸味が強い。
でもチーズに合う味でとても缶詰のパンとは思えない。ライ麦１００％のようで重いので、もちろん一回では食べきれない。２日目の朝に食べたら、酸味は気にならない程度に収まっていた。





味も落ち着いて、しっとりしていて、とても缶詰のパンとは思えない。多分缶から開けたてのときは、酸味のにおいが強いのかもしれない。
薄い缶の方はフタが付いていて、そのまま保管が出来るようになっている。開けたら６枚にスライスされていて、大きい缶のパンほど酸味が強くなかった。食べてみたら美味で、本場ドイツパンである。











日本でもこんなものあるのかと調べてみたら、あるある。
長期保存用のパン缶やら自衛隊向けのパン缶などまちまち。でもライ麦パンの缶は見当たらなかった。お国柄か。非常用に置いておくのもよいと思うので、今度は日本のパン缶を試してみよう。