iPhoneカメラ

バズマス

2008年12月09日 15:08




iPhoneのカメラはしょぼい。
買った時ははっきり言って使い物にならないと思った。しかし、いろいろなアプリが出てきてiTunesStoreで物色しているうちにいくつかを購入して使っているうちにその良さにはまってしまった。
iPhoneのカメラは普通の携帯に附属しているカメラのようにズーム機能とかホワイトバランスだとか接写のようなものは何もついていない。カメラのアイコンに触れるとカメラが作動し、シャッターボタンが下の方に表れるといった単純なものだ。
極単純な使い捨てカメラのようなものである。
最初はこのカメラにがっかりした。あまりにしょぼい・・・

今、通常持ち歩いているカメラはリコーのカプリオGX100に広角端で19mm相当(35mm判カメラ換算)での撮影が可能なワイドコンバージョンレンズを取り付けて撮影している。このカメラを買うときに同じリコーのGR-DIGITALという広角28mm単焦点カメラと24~72mmのズーム付きのGX100とどちらにするかで迷ったのだが結局ズームの魅力とワイドコンバージョンレンズの魅惑に負けてGX100にした経緯がある。しかし、ズーム機能はあまり使っていないでひたすら19mmで撮り続けていることに気がついたのはずいぶん経ってからのことである。ようするに単焦点でも一向に構わないのだ。

改めてiPhoneのカメラに注目してみた。アプリを活用しておもしろい写真を撮れないか?
今はまっているのがVint B&Wというアプリ。また、ToyCamera,OldCamera,
PanoLabというのもおもしろい。

ToyCameraはおもちゃのカメラで撮ったような画像が仕上がる。







OldCameraは古いカメラで撮ったような白黒の写真が仕上がる。




PanoLabはッパノラマ写真が撮れる何枚もつなぎ合わせて作るのだが、その場で次々つなぎ合わせなくてはならないので、寒い夕方にちょっと試し撮りしていたら風邪ひきそうになった。








Vint B&Wは単なるモノクロ写真のフイルターなのだが、上質な美しい写真が撮れる。奇をてらわず、良い感じな写真だ。







昔あるプロカメラマンが言っていたことを思いだした。ズームだと場所を移動せずに撮せるという利点はあるが、それで良い写真が撮れるか否かは疑問である。単焦点の場合は構図に合わせ自分自身が移動しなくてはならない。それにより迫力がある写真を撮る事ができる。たしかこんなニュアンスだったと思う。細かい所は若干異なるかもしれないが・・・。
つまり便利さは快適だが、それだけであるといったところか。
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