12月2日の午後、なにげなくiPhoneをの上部スィッチ付近を見たら、なにやら二本の線が見えた。
目が悪いのでほこりでも付いているのかとふっと息を吹きかけても変わらない。今度は指先でその部分を擦ってみた。変わらないというか指先にちょっとひっかかりを感じた。「えっ?」と思い、ルーペを持ってきて見てみたらなんとひびが入っているではないか。「初期型の白のiPhoneに多いとは聞いていたが・・・。」すぐに、Googleで「iPhone,ひび」で検索したらいろいろ出ていたが、その中に、AppleStoreで交換に応じたというのがあった。
ヒビのニュースを7月くらいに見た時点でiPhoneには
画面部分に保護シートを付け、外装部分は、銀座の
AppleStoreで購入した
「Griffin」のシリコンケースに入れてある。おまけにUSBコネクター部分には
シリコン製のiPod用カバーを取り付けてある。おかげで、完全露出しているのはスィッチ部分のみだ。こんな状態でもヒビは入るのか?
すぐにAppleのサポートサービスに電話した。オペレーターに、落としたことやぶっつけたことはないか?高温の所に置いたことはないか?普段の保管状態はどのような状態か?(私の場合は胸ポケットだったが。)などなど。
結局オペレーターが専門のオペレーターに代わり、その方より交換する旨告げられた。「えっ、交換って、
SoftBank Shopに行ってやるんじゃないのですか?」
「いえ、こちらから代替え機を送りますので、シムカードを抜いて交換して下さい。」「あーそうですか。」そんな会話であった。そして、最後に「9日以内に故障機を返却して貰えない場合、その分の代金をお支払い願いますので、クレジットカード番号をお知らせください。また、代替え機は2~3営業日以内に届くと思いますので・・。」最後にそう伝え、電話は終わった。Appleの場合はいつもそうで、「壊れた機械を返却しない奴なんかいるのかいな??」と思うのだが、中にはルーズな奴が居てそのくらいやらないとだめなんだろうなとも思っている。
翌日の午後
ヤマトがAppleからの荷物を持ってきた。箱の表に交換回収のような事が書いてあり、ヤマトの担当も当然持ち帰るのだと思っているようなので、事情を説明し、再度回収して貰うこととなった。
箱の中には交換の手順書が入っていて、デー入っていてタをiTunesにセーブすることが書かれている。
iTunesに接続し、データをセーブしたので、次は今まで使っていたiPhone からのデータの削除である。iPhoneの「設定」から「一般」、「リセット」と進み、「すべての設定をリセット」と進んだら、リセット終了まで約2時間とのコメントが出た。「そんなにかかるの?」と思いながら待つことホントに2時間、全て完了し、アップルマークが出たので、電源をオフ。シムカードの取り外しにかかる。
シムカードの取り外しは交換機の箱に入っていた取り外し用のピンを穴に差し込みトレーを引き出しカードを外し入れ替えるだけなので簡単だ。
そして、iPhoneの画面上にアクティベートした旨のコメントがでて終了だ。
さてさて、データを同期しようかとiTunesに繋ぐと、iPhoneのシステムが古いバージョンなので読み込めないからシステムのバージョンアップを先に行えとの指示。つまり新しいiPhoneとしてバージョンアップしてからデータを復元しろということなのだが、そしたらデータ消えてしまうのではと不安がよぎった。
すぐにAppleサポートに電話、事情を説明したら、Macを使っているのであれば別のアカウントを新たに取ってそちらでバージョンアップしてから、元々のアカウントに繋ぎ直して復元すれば絶対データは消えないとのご託宣。
「なるほど」と思いすぐに実行、データの復元に成功した。
メールなどはパソコンと同期してあったので元に戻ったが、SMS(ショートメール)のデータは全て消えてしまった。また、新しい機械になったので、無線LANのセキュリティの登録し直しなどもろもろの作業が残った。
普通の携帯だとショップでほとんど復元するが、iPhoneの場合はやはり違う。
まるでパソコンのデータ移行みたいだ。やはりiPhoneは携帯端末のひとつで、普通の携帯ではないと痛感した。
そんなわけで、約4時間の復元顛末でした。