ごみの行方

バズマス

2010年05月14日 23:06




毎日の散歩道の道ばたに連休前からゴミ袋が捨てられていた。
だれか心ない人が捨てていった物だろう。ゴミが入っている袋も伊東市の指定袋ではないところを見ると別荘に来た人が捨てていったのかもしれない。
別荘住民の中にはゴミ袋が伊東市指定の袋でなければステーションに捨てられないということを知らない人も数多く居る。これは当然のことで、全国ネットで宣伝している訳ではないのだから致し方ない部分もある。
はたして連休明けに、この袋にはご覧のような張り紙が付けられた。
「警告  捨てた人は片付けて下さい。不法投棄は法律で罰せられます。(1000万円以下の罰金・5年以下の懲役) 伊東市美化推進課」とあり、美化推進課が手書きの二重線で消され環境課と書かれている。
そして、今日の散歩の時もその醜いゴミの塊は道路脇に放置されたままだ。
美化推進課が環境課と名を変えたのかも知れないが、これを貼り付けていった役人はこのあとどうするつもりなのだろう?この警告文を貼り付けて彼らの仕事は終わりなのだろうか?もしそうであるなら美化推進なんてやっていないわけだし、放置しっぱなしで環境に良いわけないのだから環境課なんて名前負けするというわけだ。
確かに一番悪いやつはこのゴミを捨てた奴であり、とんでもない奴なわけなのだが、そんな奴はこんな警告文なんか貼られていることすら知らずに、のうのうと世界のどこかで生活しているわけだし、地元の人間がこんなことやるとは到底思えない。(と私は思う。)
ここが観光地であると同時に、伊東市の慣習やら決まり事を知らない仮の住民が来訪する別荘地であることを市の役人様には知ってもらいたい。そしてそのような人達にどのように対応してゆくか考えてもらいたい。仮の住民から固定資産税やら別荘税を取り、いつ来るか分からない人に「かたづけろよ」と張り紙をして警告し回るのが役人様の仕事ではないはずだ。
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