震源の写真(伊東の地震)
群発地震が始まる4時間くらい前、天気が良いので、伊東へ行くのに富戸、川奈、潮吹きを通って行った。
潮吹き崎の先から撮った写真がこの写真だ。対岸の宇佐美の先に富士山が見えた。
同日、片山右京氏は写真の富士山で遭難している。
今回の一連の群発の震源は、ネットで調べると北緯35.0度、東経139.1度の位置で宇佐美の留田という漁港の沖合だ。
写真の船のもっと対岸寄りが震源だ。もし地震が起きていたら、川奈と潮吹きを結ぶ狭い素堀のようなトンネルなんか通らない。なんかトンネルに閉じ込められそうで、ひやっとした。
昨日(12月19日)所用があって、市役所の駐車場に車を止めたのだが、駐車場は報道陣の車両で9割方埋まっていた。不景気による観光不況も未だ続いている伊豆半島で、しかも間もなく年末年始のわずかな稼ぎ時に踏んだり蹴ったりの状況に陥っている。伊豆高原に限って言えば岩盤の上に位置するせいか、伊東での震度発表からマイナス2くらいの体感である。実際、地震がまだ続いているので「全然安全ですよ~」なんて言えないが、伊豆をひとくくりにしたテレビでの被災地扱いはやめてもらいたいものだ。人の不幸は蜜の味とはよくいったものだ。
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